☆海　空　サンゴ　島暮らし☆　

昨日土曜日は　締めくくりの日でした。

　私がお習字塾を開塾して丸1年が経ったので、


　そのお習字の今年度最後の締めくくりの日


　特別授業をしたいと前から色々考えていました。


　子供達には1年　私の指導に耐え、頑張ってくれたし、

　「なんとかパーティ」みたいなのにしようか？


　それとも、硬筆の進級テストみたいなのを作って、

　合格したら家に帰れる・・・みたいなのにしようか？


　色々考えたけれど、どれもなんか違うな～～と思っていました。



　数週間前に　あるお友だちが声をかけてくれて、

　子供達の作品を【青少年交流の家】に展示できる


　という話があるそうです。


　子供達の作品と言っても、この子達、硬筆しか習わせていないし、

　作品に仕上がるようなものは何もないかも・・・でも、折角頂いている話を無駄にしたくはないし・・・

　と、毎日毎日考えていました。



　その話の後です。

　東日本で震災が起きたのは・・・



　今現在　島にある【青少年交流の家】では　東北からの被災者が宿泊されていると聞きました。

　これからどれだけの受け入れをするのか、人数も期間も全く判りませんが、

　この島でも、ここ沖縄でも全面的に被災者の支援を行う筈です。


　そうなれば、またみんながひとつになって助け合いをしていく準備も進めていき、

　同じ日本に住む　仲間として　協力し合いながら　生活して生きたいと思います。



　その　交流の家で宿泊される　方の為に、

　今　【わたしたちにできること】を　お稽古に来てくれている子供達みんなに考えてもらいました。

　そのあげられたコトバを、みんなでひとつの紙に筆で書き、みんなでひとつの作品に仕上げてもらおうと、考えました。

　そして、色んなコトバが上がってきました。

　【協力　助け合い　がんばれ　笑顔　平和　しあわせ・・・・などなど】

　その中でみんなで選んだのは【笑顔】というコトバでした。


　みんなの笑顔で　被災者を癒し

　　　　笑顔でみんながひとつになって復興を目指す

　　　　　　　という意味を込めて　書きました。

　

　

　　【笑】　　という字に8人がそれぞれ一画ずつ

　　【顔】　　という字にそれぞれ二画ずつ

　何度も何度も練習し、きれいに見えるように訂正しなおし、書きました。



　そして　最後に　みんなで手を取り合って輪になり・・・助け合おうという意味の

　手形を押しました。


　ひとつだけ　私の手形も入ってますが・・・。



　お稽古時間を延長して、みんなワイワイと頑張ってくれて

　心から感謝します。


　みんな　ありがとうね！

　わたしのかわいい生徒達

　
　今日は　青年の家にみんなで向かいます。